難聴の兆候

難聴への気付き方

 

難聴の兆候や症状とは?

私たちの脳は異なる音を識別して解釈し、聞きたいものに集中できるようになっています。大切な人の声をすぐに認識したり、背景で響く音を気にすることなく静かに本を読んだりできます。

周囲の音と同じように、私たちの耳は常に動いています。携帯の呼出音、人がしゃべる声、犬の吠える声、渋滞の雑音、鳥の鳴き声。様々な音で溢れていますが、どの音を識別できますか?ちょっと時間を取って、周りの音に単に耳を傾けてみることが大切です。

ところがこれが機能しないこともあります。時々、きっかけとなる音が耳に聞こえないため、脳が音を識別できないのです。

聞くことができない音を、どうやって認識できるでしょうか?

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難聴の兆候

難聴とは、単純に小さな音が聞きとりにくい状態だけを指すわけではありません。特に加齢に伴う難聴では、まず高音を聞く能力が影響を受けることが一般的です。たとえば、一番最初に聞こえにくくなる音が鳥のさえずりや女性・子供の声の場合です。また、難聴は特定の子音を聞く能力を低下させるため、会話についていくことが難しくなる可能性があります。難聴の原因難聴のタイプによっては、中周波数、低周波数、またはすべての周波数で均等に聴こえないという問題が発生することもあります。全く別の兆候としては、耳鳴りも考えられます。

family dinner

これが兆候です

難聴があるかどうか、どうしたら分かるでしょうか。以下の質問に、率直に答えてください。

1. テレビのボリュームを上げる必要がありますか?

2. 聞こえるのに、他の人が何を言っているかわからないことがありますか?

3. 混んだ場所で会話についていけないことがありますか?

4. 話している相手に、同じことばを繰り返すか大きく話すように頼むことがありますか?

5. 様々な人が集まるイベントに参加すると疲れますか?

6. イベントに参加することを積極的に避けていますか?

7. 何かが鳴っている音や口笛の様な音、または耳鳴りに悩まされていますか?

 

上記の質問に対して1つ以上「はい」と回答した場合は、聞こえの能力を聴覚ケア専門家に評価してもらうことをおすすめします。お近くの補聴器専門家は以下よりお探しいただけます。