他の国または地域を選択して、お客様の地域に固有のコンテンツをご覧ください。


Phonak Target
Phonak Targetは、シームレスなフィッティング体験と顧客の補聴器設定を最適化するためのサポートを提供するために設計された革新的なソフトウェアです。これにより顧客は、当社の進化した技術を最大限活用し、より良い聞こえと総合的な幸福を楽しむことができます。
当社の最新ソフトウェア、Target 11.0における改善点には以下が含まれます。
- 工場出荷時状態へのリセットとトライアル補聴器のパフォーマンス レベルの変更を並行して行うことが可能になり、時間が節約できる
- リモート サポート中にエンドユーザーのカメラをオフにすることにより、通話品質が向上する
- シリアルコミュニケーションインタフェース(SCiF)または音声明瞭度指標(SCI)の要件に準拠するため、ハンズフリー通話の無効化が可能に
ソフトウェアの機能
Phonak Target の機能は、フィッティングプロセスを簡素化するツールとユニークな機能を兼ね備えることで、聴覚専門家のニーズに応えるように開発されました。
工場出荷時状態へのリセットまたはトライアル補聴器のパフォーマンスレベルの変更、2つのファームウェアの更新を同時に実行することにより、時間の節約になります。
リモートサポートの新バージョンでは、お好みのビデオカンファレンスプラットフォーム(Zoom、Skype、Google Meetなど)を使用してコミュニケーションを取りながら、同時に顧客の補聴器をTargetで調整することが可能です。お客様と顧客は、これらのプラットフォームを使用しつつ、リアルタイム字幕や背景のぼかしなどの機能を利用することができます。
またTargetで提供される、音声とビデオの統合システムでリモートサポートセッションを行うことも引き続き可能です。
タップコントロールにより、ストリーミングの一時停止や再開、電話の受信や終了、音声アシスタントの起動などを、シンプルなダブルタップ操作で行うことができます。
- 顧客の操作性に対するニーズを満たし好みの感度に合わせたカスタマイズが可能
- カウンセリングでさらなるサポートをご提供
フォナック ナイーダ リンク M およびフォナック スカイ リンク M は、アドバンスト・バイオニクス社の人工内耳サウンドプロセッサーと組み合わせて、バイモーダル構成としてフィッティングすることができます。リンク Mをにより、ボリュームコントロール、プログラムの構造、ストリーミングなど、両耳機能を人工内耳で使えるようにします。
Targetは、初めての装用者向けに、軽度の語音改善ができるようデフォルト設定されており、使用開始時からより良い可聴性が得られるようになっています。小さなことばの改善における利得変更をアップデートして、カーブ特性表示を見ながら検討が可能になりました。
当社独自のフィッティング処方式であるAPD 3.0は、快適な語音明瞭度と雑音による干渉度を著しく低下させることから、エンドユーザーにとって望ましい初回フィッティングとなることが調査結果で実証されています。
APD 3.0 アップデート
- 初回フィッティングでの受容度
- 快適性
- 雑音をほとんど自覚しない
Target にオージオグラムを入力すると、ベントや耳せん、レシーバの最適な選択に関するアドバイスを受けられるようになり、より正確なフィッティングができるようになります。
高度なディープ・ニューラル・ネットワーク(DNN)技術を用いることで、音響カプリングの選択に基づいた機能の強さが得られます。オープンフィッティングには強めのプリセットを、クローズフィッティングには弱めのプリセットを設定して、メリットを改善し、各顧客に合わせた効果を提供します。
ハウリング閾値のオーバーチューニングを行うと、ハウリングテストを実施しなくても、希望する高周波数利得を達成するための操作性と柔軟性が得られます。
フォナック補聴器のパフォーマンスレベルを変更できる機能があり、初回時や修理時に顧客のニーズに対応することができます。

ターゲットマッチ
ターゲットマッチは、フォナックによる実耳測定システムと検証ソリューションを一体化し、顧客の補聴器のメリットを最大限に引き出すように設計されています。
メリット
- ターゲットマッチは、業界最高水準の検証を提供することでフィッティングをサポートします。1
- 検証により、再フィッティング回数を減らすことができます2
- 顧客は、コミュニケーションニーズの観点で最高レベルのサービスを受けます
- フィッティングの知覚価値を高める3
機能および特長
- 新たな機能幅広いREM機器との互換性
- リアルタイムでのハウリングとトラブルシューティングのヒント
- プローブチューブの配置ガイド
- アダプティブフォナックデジタル(APD)およびその他の標準処方式と、目標を自動適合
- 両耳同時の実耳測定
システム要件
Phonak Target 11.0のインストールと実行には、少なくとも以下が必要です:
オペレーティング システム
Windows 11、Home / Pro / Enterprise / Education
Windows 10、Home / Pro / Enterprise / Education
プロセッサー
Intel Core以降の性能
RAM
4 GB 以上
ハードディスク容量
3 GB 以上
画面解像度
1280 x 1024ピクセル以上
グラフィック カード
表示色数 1600 万色(24ビット)以上
ドライブ
DVD / USB
シリアル COM ポート
RS-232 HI-PRO を使用する場合のみ
USB ポート
各目的に 1 つずつ
Bluetooth アダプタ
アクセサリプログラミング
HI-PRO(USB ポート経由で使用する場合)
Noahlink Wireless(NLW/NLW2)
プログラミングインターフェイス
Noahlink Wireless(NLW/NLW2) /アイキューブ II / NOAHlink / RS-232 HI-PRO / HI-PRO USB / HI-PRO 2
NOAHlink ドライバー
入手可能な最新バージョン
Noahlink Wireless ドライバー
入手可能な最新バージョン
インターネット接続
推奨事項
サウンド カード
ステレオまたはサラウンド 5.1
再生システム
20 Hz〜14 kHz(± 5 dB)、90 dB
NOAHのバージョン
最新バージョン
Windows 64ビットオペレーションシステムに対するノアシステムの制限については、http://www.himsa.comでご確認ください
ターゲットマッチ
ターゲットマッチTarget 11.0
- ノアバージョン 4.4.2280以降
- Auditdata Primusバージョン4.1以降
- Auditdata Measure バージョン6.0以降
- Interacoustics Affinity Suiteバージョン2.19以降*
- Interacoustics Callisto Suiteバージョン1.20以降
- MedRx Studioバージョン1.2.1以降
- Natus® Otosuite 4.82以降
- Signia Unity 3バージョン5.9以降
- Signia Unity 4バージョン6.0以降
*バージョン2.20はサポート対象ではありません
- Target 11.0
- Target 10.1.2
ターゲットマッチTarget 11.0
- ノアバージョン 4.4.2280以降
- Auditdata Primusバージョン4.1以降
- Auditdata Measure バージョン6.0以降
- Interacoustics Affinity Suiteバージョン2.19以降*
- Interacoustics Callisto Suiteバージョン1.20以降
- MedRx Studioバージョン1.2.1以降
- Natus® Otosuite 4.82以降
- Signia Unity 3バージョン5.9以降
- Signia Unity 4バージョン6.0以降
*バージョン2.20はサポート対象ではありません
ターゲットマッチTarget 10.1.2
- ノアバージョン 4.4.2280以降
- Natus® Otosuite 4.82〜4.96*
- Auditdata Primusバージョン4.1〜4.5
- Interacoustics Affinity Suite バージョン2.19〜2.27
- MedRx Studio バージョン1.2.1〜1.5.0
- Auditdata Measure バージョン6.0〜6.5
- Interacoustics Callisto Suite バージョン1.20〜1.24
- Signia Unity 3 バージョン5.9〜5.9
- Signia Unity 4 バージョン6.0〜6.5
*バージョン4.82〜4.88はTarget 10.1.1のサポート対象ではありません
**バージョン2.20はサポート対象ではありません
Phonak Target
よくあるご質問
初めて補聴器を装用する場合でも、すでに補聴器の装用経験がある場合でも、子どもの年齢、難聴、コミュニケーションのニーズに合わせて補聴器を設定することが非常に重要です。フォナックがフィッティングソフトに小児専用のフィッティング モードを導入したのはこのためです。データに基づき継続的に更新されるこのリソースは、小児用補聴器の設定プロセスを合理化し、最新の業界ガイドラインと研究で得られた知見を活用して、フォナックの小児用補聴器のフィッティングと検証をサポートします。
はい。必要に応じて、HCPによるデフォルト設定のカスタマイズが可能です。Targetの設定画面にあるジュニアモードにオプション表示されます。
その他にもお勧めしたいのが
- フォナック インサイト:Client satisfaction and fitting efficiency with verification
- A preliminary investigation into hearing aid fitting based on automated real-ear measurements integrated in the fitting software: test–retest reliability, matching accuracy and perceptual outcomes
- An integrated REM system with proven accuracy and reliability
脚注
*APD 3.0とAPD 2.0を比較した研究で得られたエンドユーザーによる評価
1. Valente, M., Abrams, H., Benson, D., Chisolm, T., Hampton, D., Loavenbruck, A., Ricketts, T., Solodar, H., & Sweetow, R. (2006). Guidelines for the Audiological Management of Adult Hearing Impairment. Audiology Today. 出典: http://audiology-web.s3.amazonaws.com/migrated /haguidelines.pdf_53994876e92e42. 70908344.pdf.
2. Kochkin, S. (2011). MarkeTrak VIII: Reducing patient visits through verification and validation. Hearing Review, 18(6), 10-12.
3.Amlani, A. M. (2016). Impact of Probe-Microphone Measurements and NOAH Quick-Fit on Patient Satisfaction and Loyalty. Hearing Health & Technology Matters. 出典: http://hearinghealthmatters.org/hearingeconomics/2016/amyn-post-consumer-psychology-of-real-ear-services/.