人生を思い切り楽しもう

人生を豊かにする聞こえのソリューション

最適な補聴器、補聴器選びのヒント、または補聴器の装用に慣れるための良い方法をお探しですか?

まずは、あなた、またはあなたの大切な方が難聴を抱えているかどうかを見極めましょう。耳鼻咽喉科医や聴覚専門家に相談することをおすすめします(お近くの補聴器販売店をお探しでしたらこちらをクリック)。

難聴のレベルは、軽度から重度まで幅があります。例えば、

  • 軽度難聴: 軽度難聴を抱える人は、ほとんどの言葉を聞き取れても、会話について行くのに苦労することがあります。
  • 中等度難聴: 中等度難聴を抱える人は、他の人が普通の音量で話していても、そのことばを理解するのにかなり苦労することがあります。
  • 高度難聴: 高度難聴を抱える人は、普通の音量で話している人のことばをまったく聞くことができず、大きい音しか聞こえません。
  • 重度難聴: 重度難聴を抱える人は、どんなことばも聞くことができず、非常に大きな音しか聞こえません。
 
家族とテーブルを囲んでいるときの補聴器装用者
 

フォナックでは、あらゆる難聴レベルに対応できる補聴器をご用意しています。

利用できる最適な補聴器モデル

一人ひとりにカスタマイズされた快適性

  • あなたの聞こえのニーズと目標を補聴器販売店と話し合うことが大切です。ニーズと目標を明確にすることで、難聴レベルとライフスタイルの両方に最適な補聴器をご提案する際の大きな参考情報となります。最適な補聴器をお使いいただくことで、例えば次のような聞こえをサポートできます: 
  • どこにいても快適かつ簡単にコミュニケーションを取ること。これは、自然体でいるために不可欠です。フォナックの革新的な聴覚ソリューションは、世界中の補聴器装用者や聴覚専門家の声に基づいて生まれています。
  • ご希望の聞こえ方が提供されるようカスタマイズされた補聴器によって快適性と使いやすさが提供され、ことばの聞き取りに集中できます。
  • ある音環境から別の音環境へのシームレスな移動。例えばこれは、自宅、勤務先、スポーツ施設、または社会活動といったシーンで役立ちます。
  • 一日中、周囲の音につながること。補聴器には、一方の補聴器からもう一方の補聴器へ会話音を送信する機能が必要です。そうなっていることで、通話や非常に騒がしい中でことばを両方の耳で聞くことができます。


タイプによる補聴器の選択

聞こえは複雑なプロセスで、最初に音を受信する鼓膜で始まり、頭蓋骨の中を伝わって、最後に脳の内部で終わります。

すべての聞こえはこの経路をたどり、すべての補聴器はこのプロセスと並行して動作します。補聴器のモデル間の違いは、補聴器のパーツが備わっている箇所、およびそれらのパーツが一体となって動作する仕組みにあります。この違いは、補聴器の選択で最初の重要ポイントです。


耳かけ型標準タイプ(BTE)

このタイプは、耐久性とパワーを重視して設計されています。レシーバは補聴器に内蔵されるので、外側に露出していません。これにより、耳かけ型標準タイプの補聴器はがっしりとした頑丈なものになります。この補聴器は、耳の後ろに楽に装着できるように設計されています。

フォナックの耳かけ型標準タイプの補聴器には、ナイーダ ルミティボレロ マーベル、小児向けのスカイ ルミティなどがあります。個々のモデルの詳細については、いずれかのリンクをクリックしてください。


耳かけ型 RIC タイプ

このタイプの補聴器も耳の後ろに楽に装着できますが、レシーバが補聴器に内蔵されず、耳の中に置かれるので、耳かけ型標準タイプよりも目立たず、より小さいサイズになっています。

フォナックの RIC タイプを代表する製品として、オーデオ ルミティがあります。詳細はリンクをクリックしてご覧ください。

耳あな型(ITE)

フォナックでは、バート パラダイスに代表される耳あな型補聴器を、一人ひとりのお客さまに合わせたオーダーメイドでお作りしています。ご注文をいただいてから、主に日本国内で製作されています。極力目立たずに、理想的な快適性を提供することが特長です。オーダーメイドでお作りするので、外耳道の中にぴったりとフィットします。

フォナック補聴器の幅広い聞こえソリューション

こちらより全製品をご覧いただけます。

人生を豊かにするための、補聴器という選択肢

積極的に活動に参加するためのソリューション

補聴器の装用を決断することは、美しい音の世界へ戻ることを意味します。アメリカには軽度から中等度の難聴者が2740万人いますが、聞こえのサポートによる恩恵を受けられる可能性があっても行動に移さない成人がその73パーセントもいます。そのため、聞こえを増強するには決断することが重要です。良い聞こえのためだけではなく、ウェルビーイング全体のためにも重要です。

何か新しいことを学んだり、何か新しいものを使用したりする場合にはいつでも、順応期間があります。補聴器による違いはありません。以下は、良い聞こえのための調整で想定されることに対するアドバイスです。

  1. 時間をかけましょう。難聴は通常ゆるやかなプロセスなので、しばらく聞いたことのない音の解釈に脳が再度慣れるには、時間が必要です。これは、時計の動く音や方向指示器の点滅音など、音によっては、異常に大きいと感じることがあるということです。
  2. ほとんどの人が最初に気づくことは、自分自身の声の音量です。慣れてくると、きっと話し方が変わってきます。同時に、以前より多く話すようになり、自信と影響力が増します。自分の声をさらにコントロールできるようにするには、友人や大切な人に向かって大きな声で音読してください。声の音量を調整できるように助けてもらうことができます。
  3. 字幕付きのテレビを観ましょう。字幕付きで夜のニュースや好みの番組を観ることで、脳が音とことばを結びつける状態を保つことができます。
  4. 補聴器の取扱説明書を読みましょう。ヒントやコツ、補聴器をきれいに保つ方法など、役立つ情報が多く載っています。
  5. フォローアップの面談を受けましょう。補聴器販売店は、聞こえのプロセスにおいて良きパートナーとなります。難しかった体験がありましたらぜひお伝えください。また、あなたの聞こえ体験を共有している友人や家族と一緒に補聴販売店を訪れることもおすすめです。

新しい補聴器に慣れるにつれて、新たな聞こえ世界の発見が始まります。


ロジャー

ロジャー

大きな騒音や話者との距離がある場合、ことばの理解は依然として非常に困難です。そんなとき、フォナックのロジャーが本領を発揮します。背景雑音を削減し、話者の声を拾い上げ、あなたの補聴器に音声を届けます。

さらに詳しく

聞こえのアクセサリーが、騒音下における聞こえの能力の向上をサポート
 

グループでの会話も快適に

グループでの会話、大きな騒音下での会話、離れた距離での会話の場合、良く聞き取るためにはサポートが必要となる場合があります。 

ロジャーを使用すると、騒音下や離れた距離におけることばの理解が向上します2。これにより、たとえば職場の会議、大学の講義、賑やかなレストランなど、様々な聞き取りにくい状況で会話にしっかりと参加できるようになります。 

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脚注

*水深最大50cmまで
**バート P-312のみ
***フォナック オーデオ マーベルと比較
****クロス システムを使用する場合と使用しない場合の比較


1 Appleton, J. (2020) AutoSense OS 4.0 - significantly less listening effort and preferred for speech intelligibility. Phonak Field Study News retrieved from www.phonakpro.com/evidence, accessed February, 2022. ​
Latzel, M & Hobi, S (2022) ActiveVent™ Receiver provides benefit of open and closed acoustics for better speech understanding in noise and naturalness of own voice perception. Phonak Field Study News retrieved from www.phonakpro.com/evidence, accessed May 2022
Thibodeau L. M. (2020) Benefits in Speech Recognition in Noise with Remote Wireless Microphones in Group Settings. Journal of the American Academy of Audiology, 31(6), 404–411.
2 Stewart, E. & Woodward, J. (2021). Out of the (Head) Shadow: A Systematic Review of CROS/BiCROS Literature. Manuscript in preparation.