難聴と子供

聴覚技術がコミュニケーションをお手伝い

会話が人との交流を育てる

会話で溢れる世界に触れられるようにすることで、子供は最良の生活を送る(遊び、人と交流し、学び、コミュニケーションを取り、最終的には成功する)ために必要となる関係や能力を構築することができます。

親として、乳幼児や子供の難聴について学ぶことは、お子さまの将来に対して最良の決定をするための第1段階となります。お子さまの人生の早い段階で行動を起こすことが極めて重要です。

強固な関係があれば、子供は自分の世界を理解し、脳の構造を強化させ、コミュニケーションや社会的技能の発達を支援することができます。1

子供は私達の未来です。

子供が音で溢れる世界に触れられるようにしてあげることで、難聴の子供たちが最良の生活を送る(遊び、学び、人と交流し、コミュニケーションを取り、最終的には成功する)ために必要となる聞こえの能力を伸ばすことができます。

親として、乳幼児や子供の難聴、またそれについて何ができるのか学ぶことは、お子さまの将来に対して最良の決定をするための第1段階となります。お子さまの人生の早い段階で行動することが極めて大切です。

子供は、学校で学ぶ準備として、4歳までに4,500万語を聞く必要があります1

サーブとリターンの力

ことばのやり取りや会話は、こういった重要な関係の基礎となり、「サーブとリターン」として知られています。このようなやり取りは、神経連絡を刺激し、脳の構造を形成し、コミュニケーション能力や社会的技能の発達を支援するというような利点にあふれています。1 こういったやり取りが子供の好奇心を促し、子供は自分の世界を理解できるようになるのです。

量も質も重要

子供が触れる単語や会話の数は脳の発達に影響し、語彙の発達や学業の成果を促進します。2,3 幼いユーザーは、音声言語や読み書きの能力を伸ばすために、何百万もの言葉や何千時間もの聴き取りを経験することが必要になります。2,4

重要なのは会話の数だけではありません。会話に使用される言語の多様性と複雑性、そしてお子さまがそれをどの程度明瞭に聞くことができるかも重要なのです。5

なぜすべての音が大切なのでしょうか?

聴き取りや音声言語(LSL)でお子さまにとって成果があることをお望みになる場合、様々な音に触れさせることが非常に大切です。幼いユーザーが、音声言語や読み書きの能力を伸ばすために、何百万もの言葉や何千時間もの聴き取りを経験することが必要になります。

ある研究では、幼少期から可能な限りの明瞭な音を聞くことで、子供の健全な発話能力、言語能力や社会性が発達する可能性が最大になる、と示されています2

どんな会話も重要

 

1.お子さまがコミュニケーションを取ろうとするサインを見つけ、それに適切に対応しましょう。

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「サーブ」には小さな赤ちゃんが手を動かしたり、幼児が指さしたり、またはもう少し大きくなった子供が「どうして?」と聞くと言ったあらゆるコミュニケーションの努力が含まれます。「リターン」は適切な応答です。微笑むことであったり、表情であったり、または言葉であったりします。サーブをリターンすると、お子さまは自分の考えていることや感情が受け取られた、理解された、とわかるのです。

 

2.お子さまに質問をし、時間をかけて話を聞きましょう。

問いかけをすることで、お子さまは積極的に参加するようになります。そして親が積極的に聞こうとすれば、お子さまを受け入れることになり、2人の間の絆が強くなります。豊かなバラエティある語彙を使用し、問いかけによってお子さまの想像力を刺激することで、こういったやり取りを最大限に活用できます。

 
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3.サーブとリターンのやり取りを日課に組み込みましょう。

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日課こそサーブとリターンのやり取りを増やす絶好の機会です。たとえば、オムツを変えるときや、学校まで朝歩いて行くときなどです。そうすることで会話が自然なコミュニケーション手段となり、お子さまは一日中有意義なやり取りをするようになります。

 

4.会話を見逃さないようにしましょう。

あらゆる状況で明瞭で豊かな音に触れられるようにすれば、お子さまは会話や絆を深める機会を見逃さなくなります。お子さまに必要なのは以下のようなものです。

  • 起きている間ずっと装用していられる補聴器
  • 大きな騒音下や離れたところでのロジャーマイクロホン技術6の使用

耳障りな雑音の排除(ラジオを消す、窓を閉めるなど)。

 
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耳は脳への入口

耳を脳への入口として、難聴を入口の問題として捉えるとよいかもしれません。音が脳にきちんと届かない場合、重要な聴覚情報が失われます。音が聞こえなければ、子供は「サーブとリターン」の会話から得られるあらゆる発達上の恩恵を逃してしまいます。

聞こえを学ぶ

子供の難聴

お子さまが着実に「リターン」をしない(または周りの音や親のことばに適切に反応しない)のは、ちゃんと聞いていないからであることもあります。とはいえ、「リターン」に一貫性がない場合は、正常な聴力がない兆候かもしれません。お子さまの行動の変化に注目し、聴覚障害を示す手がかりとなるものがないか、確めてください。

難聴の兆候、種類および原因

子供の聴力検査

お子さまの聞こえは様々な手法で検査可能です。聴力検査の主な目的は、難聴の重症度と種類を判断することです。

子供に実施可能な聴力検査

耳は脳への入口

耳を脳への入口として、難聴を入口の問題として捉えるとよいかもしれません。音が脳にきちんと届かない場合、重要な聴覚情報が失われます。実際、聴覚を担当する脳内の部位が時間とともに再編成されることも現実的に起こりうるのです。

子供の聞こえを学ぶ

子供の難聴

子供は注意散漫なため音に反応しないこともあります。とはいえ、反応に一貫性がない場合は、正常な聴力がない兆候かもしれません。お子さまの行動の変化に注目し、聴覚障害を示す手がかりとなるものがないか、確かめてください。

耳の感染症から根本的な遺伝子的原因まで、難聴は数多くの要因によって引き起こされています。難聴は一時的なものもあれば、感音難聴のように永続的なものもあります。この場合、補聴器や人工内耳が役に立ちます。お子さまが適切な治療を受けられるようにさらに学んでください。

子供の難聴、種類および原因

子供の難聴に関する Q&A

お子さまの難聴に関するよくあるご質問をまとめました。

●監修:
医療法人さくら会 早島クリニック
耳鼻咽喉科皮膚科 理事長
院長 福島 邦博 先生

子供の難聴に関するQ&A

ロジャーの技術を使用すれば、子供は1日8時間の間に5,300語以上に接することができます。 7 また、補聴器だけを使用する場合と比べ、子供に向けられて発せられたことばを12%多く聞くことができます。8

一緒に、お子さまの人生を変えるお手伝いをします。

フォナックは、子供たちの聞こえのニーズと、子供たちが周囲のすべての音に最適な形で触れさせてあげることの大切さを深く理解しています。フォナックは、小児言語聴覚学分野で45年以上にわたり蓄積されてきた専門知識を有し、第一線で活躍する小児専門医、聴覚の専門家、教師の方々と密接に連携し、次世代のための革新的で総合的なソリューションを生み出しています。

http://www.phonak.jp/children/

参考文献

1 Hart, B. & Risley, T. (1995).米国の若い子供たちの日常体験における重要な相違Baltimore, MD:Paul H. Brookes Publishing.

2 McCreery, R. W., Walker, E. A., Spratford, M., Bentler, R., Holte, L., Roush, P., & Moeller, M. P. (2015).乳幼児の言葉の可聴性支援の長期的な予測因子Ear and Hearing, 36 Suppl 1, 24–37.

3 Benitez-Barrera, C., Angley, G. & Tharpe, A.M. (2017).自宅でのリモートマイクロホンシステムの使用:介護者の会話の影響。発表用に提出された草稿。