補聴器に慣れる

初めての補聴器

補聴器を良好に調整するには、最初の装着経験が重要です。補聴器を最大限に活用できるよう、いくつかのコツとヒントを記載しています。 

指示を注意深くご確認いただき、ご質問や問題がある場合には、聴覚専門家にお問い合わせください。

どのくらいで補聴器に慣れますか。

補聴器の効果はすぐに認識できますが、補聴器に十分慣れるには一般に数か月かかります。

音量の調節

最近の補聴器は、スイッチを入れると自動的に適切な音量を選択します。他の調整は不要です。 補聴器やマイフォナック アプリで音量を調節するとき、大きくなりすぎないようにしてください。 音量を非常に大きくしても、ことばの理解が改善することはほとんどありません。

議論に積極的に参加する

難聴を抱えていない人でも、特に複数の人が同時に話すような場合は議論についていくのが難しいことがあります。声を聞きたい人の近くに移動し、その人の声に集中しましょう。補聴器に慣れていくにつれ、こうした状況にも自信を持って対応できるようになります。この状況では、マイクロホンなど追加の機器を一緒に使うと役立つことがあります。適切なソリューションの詳細については、聴覚専門家にご相談ください。 

Roger™ (ロジャー)マイクロホンとPhonak PartnerMic™ (フォナック パートナー マイク)の詳細をご覧ください。

公共の場へ行く

劇場、礼拝所、会議場などの場所は、音響の関係上補聴器を装用している人にとって聞き取りにくい音環境になることがあります。 部屋の前方中心に座ると理想的です。通常、音響が最適になります。話し手に近すぎてもいけませんが、顔が見えるくらいの距離に座ることをお勧めします。公共の場には、聞き取りを助けてくれる補聴システムがあるところもあります。到着前に聞いておきましょう。

テレビやラジオ番組を理解する

テレビやラジオのことばを一字一句理解するのは無理なこともあります。代わりに、全体的な文脈に集中するようにします。この場合は、聞こえを補助する機器を追加し補聴器を強化できます。

テレビコネクターロジャー技術で音源を補聴器に接続する方法の詳細をご覧ください。

補聴器を電話と併用する

補聴器装用者として、電話での聞こえを改善するオプションは多数あります。聴覚専門家は装用者に最適なソリューションについてアドバイスできます。

フォナック パラダイスとフォナック マーベルは、iOS、Android などの Bluetooth® 対応機器から音声を直接ストリーミングしてハンズフリー通話ができる世界初のオーダーメード補聴器です。

電話機が手元になくても同じ室内にあれば、ボタンを押すだけで着信に応じたり拒否したりすることができます。補聴器で着信通知を鳴らすよう設定することもできます。

スマートフォンと直接接続するフォナック補聴器には、オーデオ パラダイスオーデオ マーベルバート マーベルボレロ マーベルナイーダ マーベルスカイ マーベルなどがあります。

初めての補聴器

補聴器をうまく調整するためには、最初の練習が重要です。補聴器を十分にご利用いただけるよう、いくつかのコツとヒントを記載しています。最新の聞こえのソリューションを、積極的に利用しましょう!さらに、補聴器に付属されている説明書をよく読んでください。ご質問や問題がある場合には、補聴器販売店にお問い合わせください。

状況に合わせて音量を調整する

最近の補聴器は、スイッチを入れれば自動的に適切な音量を選択します。それ以上の調整は不要です。手動で音量を調整する場合は、大きくなりすぎないようにしてください。大きくなりすぎても、ことばが分かりやすくなることは稀です。離れた距離から、小さな声で話している人のことばを理解しようとしないでください。健聴者でも、そんなことはできません。

補聴器 - 生活の一部

眼鏡やコンタクトレンズと同じように、補聴器も最初は違和感がある場合があります。少しの調整期間を経て、この感覚は変わります。慣れるまで少し時間をかけてみてください。ただし、問題や痛みなどがある場合には、補聴器販売店にお問い合わせください。

公共の場へ行く

劇場、礼拝所、ホールなどの場所は、補聴器を装用している人にとっては聴き取りにくいことがあります。音環境の一番いい場所に座れれば理想的ですが、通常そのような場所は部屋の前部か中央にあります。話し手に近すぎてもいけませんが、顔が見えるくらいの距離には座りたいものです。公共の場には、聴き取りを助けてくれる補聴援助システムがあるところもあります。到着前に聞いておきましょう。

議論に積極的に参加する


難聴を抱えていない人でも、特に複数の人が同時に話すような場合は議論についていくのが難しいことがあります。声を聞きたい人の近くに移動し、その人の声に集中しましょう。補聴器に慣れていくにつれ、こうした状況にもっと簡単に自信を持って対応できるようになります。こうした状況では、補聴システムを一緒に使うと役立つことがあります。詳細については、補聴器販売店とご相談ください。ご自身の聞えの環境にどのような補聴システムが最適なのかを教えてくれます。

ロジャー技術に関する詳細

テレビやラジオ番組を理解する

言葉を1つひとつ理解するのが難しいこともあります。そのような場合は、全体的な文脈に集中するようにします。このような状況では、補聴援助システムやワイヤレスアクセサリーを使うとわかりやすくなることがあります。

両耳の方が片耳よりもよく聞こえる

両側難聴の場合は、両耳に補聴器を装用します。補聴器装用者として、これは全く新しいレベルの聞こえへの導入となります。人間に耳が2つあるのには理由があり、両耳に聴力障害があるなら、補聴器を2つ装用する方が理にかなっています。

一側性難聴についての詳細